【老眼とは？】誰にでも訪れる自然な変化と、その対処法

年齢を重ねると「新聞やスマホが見づらくなった」「手元の文字を離して見るようになった」――そんな変化に気づくことはありませんか？
それは「老眼」の始まりかもしれません。

◆ 老眼とは？

老眼（医学的には「老視」）とは、年齢とともに目のピント調節機能が衰え、近くのものが見えにくくなる状態をいいます。

目の中にある「水晶体」は、ピントを合わせるために厚みを変える柔軟性を持っています。
しかし、40代頃からこの水晶体が少しずつ硬くなり、ピント調整がスムーズにできなくなってきます。
これが老眼の正体です。

◆ 老眼は誰にでも起こる自然な現象

老眼は「病気」ではなく、誰にでも起こる自然な老化現象です。
早い人で40代前半から感じ始め、50代で多くの人が不便さを感じるようになります。

近視の方は老眼に気づきにくい場合がありますが、遠くを見るメガネをかけた状態だとやはり近くが見づらくなります。

◆ 老眼のサインとは？

以下のような変化があれば、老眼の可能性があります：
• 手元の文字を読むとき、無意識に目を離している
• スマホの文字がぼやける
• 夕方や暗いところで読みづらくなる
• 長時間の読書で目が疲れる・肩こりや頭痛が出る

◆ 老眼の対策・ケア方法

老眼とうまく付き合っていくためには、次のような対策が有効です。

① 老眼鏡や遠近両用メガネを使う

無理に見ようとすると、眼精疲労や肩こりの原因に。
眼科や眼鏡店で、しっかり測定してもらいましょう。

② 目の筋肉を鍛えるトレーニング

ピント調節に関わる「毛様体筋（もうようたいきん）」を意識的に動かすことで、衰えをゆるやかにすることができます。
たとえば、「遠くと近くを交互に見る」トレーニングが効果的です。

③ 食事や睡眠、目のケアを見直す

目の健康にはビタミンA、C、Eやルテインなどが大切。
また、スマホ・PCの長時間使用を控え、睡眠をしっかりとることも重要です。

④ 整体や眼球周辺の血流ケア

目の疲れ・ピント調節のしづらさは、首・肩・目の周囲の血流の悪さが関係していることも。
当院でも、目に特化した整体ケアを行っています（詳しくは下記をご覧ください）。

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◆ 最後に

老眼は誰にでも訪れる「自然な変化」です。
「見えにくさ」は放置せず、早めにケアすることで、快適な毎日をキープすることができます。

「まだ老眼じゃないし…」という方も、40代に入ったら一度、自分の目と向き合ってみませんか？